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実力と成績で取り付けた76件のスポンサー契約、ネクセンのプロフェッショナル

実力と成績で取り付けた76件のスポンサー契約、ネクセンのプロフェッショナル

Posted November. 22, 2014 03:57,   

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国内4大スポーツである野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールで最も「プロらしいプロ球団」を挙げるとすれば、プロ野球のネクセンだろう。独立球団が育ち難い国内の環境の中、ネクセンは、収益を出そうと踏ん張りながら、今シーズンに初めて韓国シリーズに進出した。

ネクセンは、プロ野球10球団の中で唯一親会社を持たない。(株)ヒーローズプロ野球団が(株)ネクセンタイヤと「命名権料」契約を結んで球団を運営している。ネクセンタイヤのイ・ヒョンボン副会長は、「ネクセンの若い覇気と挑戦精神、そして年々強化していくチーム作りは、ネクセンタイヤのブランドイメージの強化に大きく役立っている。この4年間、プロ野球を通して国民に馴染んでもらえるブランドになった」と話した。

金融監督院の電子公示システムによると、スポンサー契約を結ぶ直前の2009年には9662億ウォンだったネクセンタイヤの売上は、昨年には42.8%増の1兆3800億ウォンに伸びた。

「プラチナム・スポンサー」としての参加を決めた現代海商をはじめ計76社が、今シーズンにネクセンとスポンサー契約を結んだ。これらのスポンサーが出した協賛金額と球場内の広告費は計122億4140万ウォンに上る。テレビ中継権料と韓国野球委員会(KBO)からもらった30〜40億ウォンなどでの収入も63億3644万ウォンに上る。

入場料収入も少なくない。今シーズン、ネクセンがホーム球場で使っている木洞(モットン)球場には計44万2941人の観客が入り、54億3688万400ウォン(アウェー球団の収入含む)の入場料収入を挙げた。観客1人当たりの利益は1万2275ウォンで残り9球団全体の平均収入である9490ウォンより30%増えたものだ。

ネクセンの昨シーズンの収入を合計すれば238億ウォンに上る。それでも、まだ67億ウォンの赤字だ。ネクセンはチーム創設以降これまで、一度も黒字を出したことがない。しかし、ヒーローズ球団は近くなくなると予想する人はいない。金融機関が同球団に適用する利子は2008年の10%から、昨年は7%に下がった。返済能力が高まっていることを物語る。球団創設の年に115億6469万ウォンだった売上は、昨年に238億1162万ウォンと2倍以上に伸びたのが、その根拠だ。