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安倍首相、「慰安婦で傷ついた日本の名誉を回復せねば」

安倍首相、「慰安婦で傷ついた日本の名誉を回復せねば」

Posted November. 21, 2014 03:38,   

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日本の安倍晋三首相は20日に、報道された産経新聞とのインタビューで、慰安婦問題をめぐって「客観的事実に基づき、正しい歴史認識が形成され、国際社会での日本の名誉や信頼が回復されるべきだ」と強調した。

安倍首相はインタビューで、「事実に基づかない吉田清治証言が広く海外に広まった結果、日本の名誉が大きく損傷したのは事実だ」話した。そして、「吉田証言は誤りだったと正していく必要がある。戦略的な外交発信をより一層強化していきたい」と付け加えた。安倍首相は、慰安婦被害者の名誉回復と謝罪、賠償については言及しなかった。

しかし、日本の代表的な歴史研究学術団体である歴史学研究会は、先月発表した声明で、「吉田証言の真偽にかかわらず、日本軍の関与のもとに強制連行された『慰安婦』が存在したことは、明らかである」と釘をさした。

また、歴史学研究会は、安倍首相が慰安婦問題と関連して、「客観的な事実」と「正しい歴史認識」を強調したことを指摘し、「首相の見解のとおりに理解するならば、真相究明から目をそらし続ける日本政府の無責任な姿勢を、国際的に発信するという愚を犯すことになるであろう」と指摘した。

一方、安倍首相は来月の総選挙で続投すれば、憲法改正を本格的に推進する考えも示した。