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LS電線が「夢のケーブル」の実証試験、銅ケーブル10倍の送電量

LS電線が「夢のケーブル」の実証試験、銅ケーブル10倍の送電量

Posted November. 20, 2014 03:23,   

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LS電線は、世界初に直流超伝導ケーブル(写真)の実証試験を開始すると、19日明らかにした。超伝導現象とは、特定温度で電気抵抗が消えることを意味する。つまりそれだけ、損失する電気が減ることになる。これと関連して、LS電線は先月末、済州道(チェジュド)に直流80kV級の超伝導ケーブルの設置を終えた。試験は6ヵ月間行われる。

超伝導ケーブルは、その大きさは従来の銅ケーブルの20%に過ぎないが、送電量が交流は5倍、直流は10倍も多い。銅線を、氷点下196度で電気抵抗がなくなる超伝導物質で包んだ後、その周りを冷却機で冷却された液体窒素を絶えず流すのが原理だ。

LS電線は、01年、超伝導ケーブルの開発を開始し、04年、世界で4番目に交流製品の開発、昨年は世界初の直流製品の開発に成功した。