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週末の2試合で優勝が決まる? Kリーグ・クラシック最大の注目カード

週末の2試合で優勝が決まる? Kリーグ・クラシック最大の注目カード

Posted November. 01, 2014 03:35,   

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「たったの1試合で優勝が決まる?」

1日と2日に行われるKリーグ・クラシックの最大の注目が集まるのは、1位の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)と2位の水原三星(スウォン・サムスン)の試合結果だ。チャンピオンを決める上位6チームのスプリットラウンドの初戦で、全北の優勝が決まる可能性があるからだ。勝ち点68の全北が勝ち、勝ち点58の水原が負ければ、両チームの勝ち点差は13点に広がる。この場合、水原が残る4試合で全勝しても全北を超えることはできない。水原は1日に蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)と、全北は2日にFCソウルと敵地で対戦する。水原が勝てば、全北は優勝は次戦に見送られる。

今のところ、全北は勢いに乗っている。5連勝中で10試合連続無敗(7勝3分け)の好成績を上げ続けている。だが、ソウルも侮れる相手ではない。最近、ソウルと対戦した6試合で4分け2敗と勝利がない上、ゴールゲッターの李東国(イ・ドングク)が負傷で離脱し、全北にとっては不利な要素が重なっている。崔康煕(チェ・ガンヒ)全北監督は、「ソウルには、これから返さなければならないことが多い。選手たちも自信に満ちているし、良い雰囲気だ。勝つ試合をする」と意気込みを語った。

ソウルとしても、全北戦は何としても勝ち点が欲しいところだ。現在4位(勝ち点50)のソウルは、3位まで与えられるアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)への切符をつかみ取るためには、できるだけ勝ち点を稼がなければならない。ソウルはFAカップ決勝に進出しており、優勝すればACL進出が決まるが、準優勝に終わる場合も考えられるため、Kリーグ・クラシックにも集中しなければならない。崔龍洙(チェ・ヨンス)ソウル監督は、「全北がうちのホームで優勝を決めるのを傍観するわけにはいかない」と決意を語った。

水原は、最近の相手戦績が3連続無敗(2勝1分け)の蔚山を何が何でも取りたい。徐正源(ソ・ジョンウォン)水原監督は、「1%の可能性さえあれば、劇的なドラマを作り出せる」と言い、希望を捨てていない。レギュラーリーグで辛うじて6位(勝ち点47)となり上位グループ残留が決まった蔚山の鉠敏国(チョ・ミングク)監督は、「もう後先考える余地のない殴り合いだ」と闘志を燃やしている。