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中国丹東と新義州をつなぐ新鴨隳江橋、北朝鮮側の工事は手付かず状態

中国丹東と新義州をつなぐ新鴨隳江橋、北朝鮮側の工事は手付かず状態

Posted November. 01, 2014 03:35,   

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北朝鮮と中国とをつなぐ新鴨隳江(アブロクカン)橋の開通が、北朝鮮側の誠意の無い態度で、無期限延期となったと、中国国営メディアが、31日付けで報じた。

環球時報によると、中国遼寧省の丹東と北朝鮮の新義州(シンイジュ)とを結ぶ新鴨隳江橋は当初、10月30日の開通の予定だった。中国が施工した橋梁の本体は、すでに完成したが、北朝鮮が担当していた新義州側の接続区域の工事が全く行われず、開通が無期限延期となった。施工を担当した遼寧建設集団の張輝会長は、「さまざまな理由で、(橋の本体の)完成時期も、すでに当初の計画より、1年ぐらい遅れている」と話した。

新鴨隳江橋の開通のためには、北朝鮮の新義州側の区域に、連携の進出入路が建設されなければならないが、関連工事は開始すらされていない。同紙は、「北朝鮮側は、工事をした痕跡すら全く無い。ひどいことに、地ならしすらできていない」とし、「(中国が)こんなにすばらしい橋を建設したのに、北朝鮮側は、まだ、野菜畑の状態で残っているという言葉まで出ている」と伝えた。中国は、全体事業費の3500億ウォンほどを負担したのに、北朝鮮の出方のみ待つ羽目になった。