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ショッピングモールをハッキングした10代「ユーチューブ動画を見て独学」

ショッピングモールをハッキングした10代「ユーチューブ動画を見て独学」

Posted October. 24, 2014 03:26,   

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「あなたが運営中のウェブサイトをハッキングしました。50万ウォンを送金すれば、セキュリティ対策をお知らせします」

ネット上で健康食品ショッピングモールを運営中の社長・朴某氏(45)は7月28日、ショッピングモールの掲示板に掲載された文章を見て驚愕した。脅迫犯の書き込みには、朴氏だけが知っているはずの管理者IDと暗証番号が書いてあったからだ。暗証番号がシンプル過ぎると考えた朴氏は、急いで特殊文字を入れ暗証番号を変更した。しかし3日後、脅迫犯は「なぜ暗証番号を変更するのか」という文章と共に、変更された暗証番号を残した。

事態の深刻性に気づいた朴氏は、まず被害事実について警察に通報した。ソウル松坡(ソンパ)警察署は23日、約1ヵ月間の捜査の末、ネット上ででハッキング方法を独学したカン某容疑者(18)を犯人として指名し、恐喝未遂の疑いで書類送検したと明らかにした。

警察によると、高校を中退したカン容疑者は、6月末ユーチューブに掲載されたハッキング講座動画を見て、ハッキング方法を身に付けた。カン容疑者は警察の取り調べに対して、「彼女との旅行経費を調達するために犯行に至った。思ったよりハッキングが簡単で驚いた」と供述した。警察の関係者は、「カン容疑者のハッキングのやり方は、中学生でも動画を見ながらマネできるほど簡単だった」とし、「ユーチューブ上に、青少年保護業務指針に反するハッキング講座動画が氾濫しており、模倣犯罪発生の恐れがある」と述べた。