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平昌冬季五輪のスピードスケート場、27日に着工へ

平昌冬季五輪のスピードスケート場、27日に着工へ

Posted October. 21, 2014 04:07,   

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議論の的になってきた18年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのスピードスケート場が、17年1月の完成をメドに着工する。これで、同オリンピックで使用される新設競技会場6ヵ所が全て着工に入ることになった。平昌冬季オリンピックの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)組織委員長(写真)が7月の就任以降、初めて行った記者会見(20日)で明らかにした内容だ。

趙委員長は「再設計をめぐる議論で着工が遅れていたスピードスケート場は、緊急入札を通じて、27日から土木工事に着手する」とし、「17年2月にはテストイベントを行うことができるよう、江原道(カンウォンド)と緊密に協力していきたい」と述べた。

8000席の規模に1311億ウォンが投入されるこのスピードスケート場を巡っては、五輪が閉幕した後、ウォーターパークとして活用される案が検討されていた。しかし、その周辺に類似の施設が多く、現実的ではないという文化体育観光部の意見を受け、解体することにした。

また組織委は、最初の計画通り、オリンピックの開・閉幕式を江原道平昌郡横渓里(フェンゲリ)で行うことにしたと発表した。4万〜5万席規模の会場は、オリンピックの後、1万5000席以下の規模で縮小・運営される。

趙委員長は組織委の人的力量の強化について、「組織委が派遣公務員の評価権限を持つ案について、政府当局と話し合っている。専門人材の充実化に向け、外国だけでなく国内企業の技術人材の受け入れも推進している」と述べた。

さらに、「平昌冬季オリンピックの成功は国レベルの大事業だ。これ以上、争いや感情的対立に費やす時間はない。政府と江原道、組織委が一つとなり、大会の準備に拍車をかけていきたい」と話した。

一方組織委は同日、空席のままだった大会運営副委員長として、李ジュンハ元韓国プロサッカー連盟事務総長を選任した。クァク・ヨンジン、金サンピョ副委員長と一緒に勤めることになった李新任副委員長は、マーケティングや試合運営、メディア運営業務などを担当する。