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釜山ワールドITショーのキーワードは「5G」

釜山ワールドITショーのキーワードは「5G」

Posted October. 21, 2014 04:07,   

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20日、釜山(ブサン)ベクスコで開幕した国内最大規模の情報技術(IT)展示会「ワールドITショー2014」の重要テーマは、5世代(5G)技術だった。展示会に参加した三星(サムスン)電子とLG電子は、我先に4Gより200倍も早い次世代5G技術を実演した。

三星電子は、「5Gネットワークが率いる革新的未来が始まるところ」をテーマに、展示館を飾った。入口から、世界初に開放された空間で実演する5Gネットワーク技術を披露する一方、5Gを活用して、リアルタイムのストリーミングで超高画質(UHD)映像の大型テレビへの伝送も行った。

LG電子は、観覧客らが理解しやすいよう、「必要資源の遠隔アクセス(Connect things)」、「五感を基盤にしたコンテンツ(Deliver Feeling)」、「リアルタイムでの状況認識(Read Minds)、「仮想・増強現実(Create Reality)」の4つの領域に分けて、5Gについて説明した。LG電子は、来月披露する新しい中低価格のスマートフォン「アカ(AKA=Also Known As)」も、ワールドITショーで公開した。4種類に分かれて出てきたアカは、音楽感想やアラームなど、使用機能によって前面スクリーンの上段に位置する「目」の形が頻繁に変わるのが特徴だ。

同日、モバイル通信各社も、それぞれ5Gを巡るビジョンを公開した。

LGユープラスの李相哲(イ・サンチョル)副会長は、同日開かれた「5Gグローバルサミット2014」の開会式で、「5Gに向けた革新や進化」をテーマに、基調演説を行った。「5Gグローバルサミット2014」は、国際電気通信連合(ITU)全権会議の特別行事で、韓国や中国、欧州など、主要諸国が未来のモバイル通信関連情報の共有や国際的協力関係を強化する場となっている。

SKテレコムは同日、三星(サムスン)電子と5G分野関連の二社間協力に向けた覚書(MOU)を交わし、ネットワーク技術や新規サービスの開発に向けた共同技術研究を開始すると明らかにした。両社は、△国内外標準化団体や技術協議体で、5Gビジョンの共有を通じての相互協力、△大容量高品質の5G及び物のインターネット(IoT)サービスの開発、△5Gモバイル通信基盤技術の研究開発及び共同試験などに合意した。

KTは同日、国内初ギガインターネット常用化サービスを発表した。映画一本を7秒でダウンロードできる1秒当たり1GB(ギガバイト)の速度だ。