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韓国政府、アフリカにエボラ医療支援先発隊を派遣へ

韓国政府、アフリカにエボラ医療支援先発隊を派遣へ

Posted October. 21, 2014 04:07,   

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韓国政府はエボラ出血熱の感染拡大阻止に向け、来月初め保健要員先発隊を現地に派遣することにした。先発隊は外交部・国防部・保健福祉部所属の6、7人で構成される。

政府は20日、趙兌烈(チョ・テヨル)外交部第2次官の主宰で関係省庁協議会を開き、このように決めた。派遣地域としては、リベリアとシエラレオネが検討されている。

保健福祉部は今週末まで医療専門家を対象に、先発隊への参加希望者を募集する計画だ。国防部は軍医や看護将校などの応募を受け付けるという。今回の決定は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が16日のアジア欧州会合(ASEM)で、「エボラ出血熱被害地域に保健要員を派遣する」と発表したことによるものだ。

先発隊が現地に派遣されても、直接的に患者の治療に当たることはない。本隊の派遣に必要な手続きや物品などをチェックすることが主な業務となる。しかし政府は、エボラ出血熱の潜伏期間(最大21日)が長いだけに、先発隊の任務が終了しても21日間現地に滞在するか、または第3国に隔離して安全を確認した後、帰国させる案を検討している。