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東海地震さらに迅速に…独島に観測所を設置

東海地震さらに迅速に…独島に観測所を設置

Posted October. 16, 2014 04:05,   

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独島(日本名=竹島)を巡る地質観測設備が設置された。観測結果を世界の研究機関と共有する過程で、独島の名前をPRする効果もあるものと見られる。

韓国地質資源研究院は、独島地質観測を体系化するため、独島の東島に地心観測所(写真)を設置したと、15日明らかにした。

これまで東海地域には、鬱陵島(ウルルンド)観測所しかなく、独島周辺の地震発生位置と発生方向を究明するのが難しかった。地質資源研究院のシン・ジンス地震災害研究室長は、「独島は、東海地域の深部の地殻構造を学術的に研究できる最適の場所だ」と、地震観測所の設立理由について説明した。

観測所に設置された機器は、加速度センサー1台と広帯域速度センサー1台だ。加速度センサーでは、強い揺れを、広帯域速度センターでは、小さなゆれまで感知でき、独島周辺や東海岸で起きる全ての地震を観測できる。地質資源研究院は、気象庁など、国内のほかの地震観測機関と観測資料を共有し、独島を含め、東海の地殻構造の観測に使う予定だ。

地質資源研究院は、観測所で測定した結果を、国際的地震観測機関の米地震研究協議会(IRIS)などと共有する計画だ。この過程で、独島が大韓民国の領土であることを知らせることができるだろうと期待している。