地図検索サービス「グーグルマップ(google maps)」が提供中の、世界の観光名所への仮想体験サービスが人気を集めている。
グーグルは5日、グーグルマップにアラブ首長国連邦(UAE)アブダビに位置する「リワ砂漠」の風景写真を紹介した。ユーザーたちは、グーグルマップを利用して自分が行ってみたい地域に移動しながら砂漠のあちこちの風景を楽しむことができる。ユーチューブはこれに関連する動画を5日に公開したが、再生回数は9日現在すでに110万回を突破した。
リワ砂漠は、日が暮れる頃赤みを帯びる砂などで有名だが、摂氏50度を超える気温と強い風のため、旅行客にはハードルの高い場所だ。グーグルマップが提供しているリワ砂漠の風景写真は、トレッカー(奥地を旅する人)らがラクダの上に撮影装備を設置し、一日に3時間ずつ3日間に渡ってリワ砂漠を横断しながら撮ったものだ。