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孫延在、新体操のアジア頂点目指す

Posted September. 29, 2014 03:21,   

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いまや、孫延在(ソン・ヨンジェ=20・延世大学)の出番だ。

仁川(インチョン)アジア大会の開幕前から、ファンから大きな関心を集めていた選手は、競泳の朴泰桓(バク・テファン、25、仁川市役所)、機械体操の梁鶴善(ヤン・ハクソン=22・韓国体育大学)、そして新体操の孫延在だった。

特に、孫延在は、とある世論調査で、今大会で最も活躍が期待される選手にも選ばれた。

朴泰桓と梁鶴善は、金メダルは獲得できなかったが、孫延在の金メダル獲得の可能性は高い。孫延在は27日、トルコのイズマールで終わった世界新体操選手権大会を終え、28日帰国した。世界選手権で、孫延在は、フープ種目で銅メダルを手にした。個人総合決戦では、これまでの韓国選手の中では最高の4位についた。

アジア大会で、金メダルを争うライバルの邓森悦(中国=22)への機先を制することにも成功した。孫延在は、個人総合決戦で、棍棒=17.800点、リボン=17.833点、フープ=17.950点、ボール=17.350点を獲得し、合計70.933点を記録した。個人総合5位の邓森悦は、棍棒=17.450点、リボン=17.316、フープ=17.800点、ボール=17.200点と、孫延在より、軒並み低い点数をもらった。

しかし、油断は禁物。シーズン前半とは違って、邓森悦は、世界選手権で孫延在との点数差を大幅に縮めた。孫延在は、「邓森悦は、ミスをしないときは、本当に脅威的な選手だ。アジア大会では、決して容易では無い勝負になるような気がする」と話した。

負担にも打ち勝たなければならない。孫延在は、「負担を多く感じている。仁川についたら、はっきりと実感できる。全国民が願っており、自分も目標があるので、うまく打ち勝たなければならないと思う」と伝えた。

孫延在は同日、すぐに選手村に入って、休憩を取った。新体操は来月1日から2日間開かれる。時差を克服し、体力を再び引き上げるのがカギとなっている。孫延在は、「日程自体は無理があるが、自分だけそうではなく、大半の選手がおなじ条件だ。誰が、いち早く体調を取り戻すかが重要な気がする」と語った。