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北朝鮮国防委員会が「朴大統領除去」と威嚇

北朝鮮国防委員会が「朴大統領除去」と威嚇

Posted September. 29, 2014 03:21,   

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北朝鮮が27日、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が第1委員長を務める国防委員会を前面に出して、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の「除去」を主張した。

北朝鮮は、国防委政策局報道官談話で、朴大統領を実名で取り上げ、「極悪な特等の対決狂」、「現代版事大売国奴」、「最も悪質な万古逆賊」と主張し、「一刻も早く除去しなければならない。朴槿恵の悲惨な言葉ですでに与えられた」と露骨に非難した。

「朴槿恵の清算がわが軍隊と人民の結論」だとか「朴槿恵のような現代版事大売国奴を葬らなければならない」などの極端な表現が乱舞した。北朝鮮の朴大統領に対する非難が、これまで侮辱程度だったのが今や「殺害警告」にまで進んだ。北朝鮮は談話で、北朝鮮の「核抑止力はすでに超精密化・小型化の段階に入った」とも主張した。

北朝鮮は27日、労働新聞でも朴大統領に対して、「対決に狂った政治売春婦の醜態」、「人権蹂躙のボス」、「対決狂」、「誇大妄想症患者」といった表現を使い、「朴槿恵輩党は対決を宣言した代価を支払うことになるだろう」と主張した。

朴大統領が24日、米ニューヨークで行われた国連総会の演説で、北朝鮮の人権問題の解決と核放棄を求めたことに対して、北朝鮮は26日から3日間、非難と警告を続けている。

北朝鮮は、今年3月末に朴大統領がオランダ・ハーグの核安全保障サミットで北朝鮮の核放棄を求め、ドイツ・ドレスデンを訪れて「平和統一構想」を発表した直後から、約2ヵ月間にわたって朴大統領に対するあらゆる侮辱的な女性を卑下する表現と悪態を続けた。北朝鮮は8月、政府が提案した第2回南北高官級接触に対しても、「民間団体の北朝鮮に対するビラ散布の停止」が先だとして事実上、拒否した。