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韓日外相がニューヨークで接触、首脳会談の意見相違は縮まらず

韓日外相がニューヨークで接触、首脳会談の意見相違は縮まらず

Posted September. 27, 2014 03:39,   

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国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問している日本の安倍晋三首相が25日(現地時間)、韓国、中国との首脳会談を望んでいることを繰り返し強調した。しかし、両国の外相はニューヨーク国連本部で会い、両国の首脳会談について話し合ったが、日本軍慰安婦問題に対する見解の相違を確認しただけで、距離を縮めることはできなかった。

日本のメディアによると、安倍首相は同日、現地での記者会見で、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領との首脳会談について、「様々な国際会議をきっかけに実施できることを望む」と話した。また安倍首相は、11月に中国・北京で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の時に、中国の習近平国家主席との首脳会談を望むと述べた。

岸田文雄外相は、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会って、韓日首脳会談の推進を提案した。しかし尹長官は、過去の問題解決に向けた日本の真摯な行動が先行しなければならないという政府の基本的な立場を再度伝えた。岸田外相は、慰安婦動員の強制性を認めて謝罪した河野談話を修正する考えがないことを明らかにし、問題解決に向けて努力すると原則的な返答をした。

しかし、菅義偉官房長官は同日、東京で開かれた記者会見で、「日本政府の立場は従来説明してきた通りだ。粘り強く説明していきたい」と述べた。「韓国が求める対応(解決策の提示)はないという意味か」という記者たちの質問に「ない」と答えた。

一方、安倍首相は国連総会で英語で一般討論演説を行い、「日本は紛争下での性的暴力をなくすため国際社会の先頭に立ちリードしていく」とし、「経済的に自立する能力を育てる」ことに努力する姿勢を強調した。その一方で、日本軍慰安婦の問題は言及しなかった。