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「原典演奏のカラヤン」 英ホグウッドが他界

「原典演奏のカラヤン」 英ホグウッドが他界

Posted September. 26, 2014 03:11,   

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「原典演奏のカラヤン」と呼ばれた指揮者のクリストファー・ホグウッド(写真)が他界した。享年73歳。

故人が1973年に設立した古音楽オーケストラ「アカデミーオブエンシェントミュージック」(AAM)は24日(現地時間)、ホグウッドが持病で、ケンブリッジの自宅で死亡したと明らかにした。

英古音楽の大物であるホグウッドは、1941年、英ノッティンガムで生まれ、ケンブリッジ大学のペンブロークカレッジーで、音楽や古典文学を勉強した。バッハやヘンデルなど、18世紀の作曲家らの音楽を、当時のオーケストラの楽器編成や規模などに合わせて演奏する、原典演奏の大衆化に、重要な役割を果たした。1986年、米ボストンのヘンデルやハイドン協会の芸術監督、1992年、英王立音楽院の客員教授を務め、1989年は王室から、大英帝国・コマンダー勲章(CBE)を受けたりもした。

11月、「バッハソリステンソウル」公演で、指揮棒を握る予定だったが、6月、健康上の理由で、公演が難しいという意思を明らかにし、キャンセルとなった経緯がある。