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U16代表のイ・スンウ「U17W杯では必ず優勝したい」

U16代表のイ・スンウ「U17W杯では必ず優勝したい」

Posted September. 22, 2014 08:59,   

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惜しい結果だった。だが、韓国サッカーの未来を担う期待株を発見できたことは大きな収穫だった。

サッカーU16韓国代表が20日、タイの首都バンコクで終わったアジアサッカー連盟(AFC)選手権の決勝で、北朝鮮に1−2で逆転負けし、準優勝に止まった。韓国は前半34分、チェ・ジェヨンのヘディングシュートで先制したが、後半7分と23分、北朝鮮のハン・グァンソンとチェ・ソンヒョクに得点を許した。しかし、韓国のイ・スンウ(16=バルセロナ・フベニルA、写真)は、大会最優秀選手(MVP)と得点王(5得点4アシスト)になった。

イ・スンウは、今大会のグループリーグ第1戦を除いては毎試合で得点し、韓国の決勝進出をけん引した。とくに日本との準々決勝での得点は、今大会最高のゴール場面だった。このゴールで、「イ・スンウ」の名をはっきりとファンたちに脳裏に刻み込んだ。イ・スンウは約60メートルを単独でドリブルしてゴールを決めた。

イ・スンウは、「残念。来年のU17W杯で、今大会で準優勝に終わった悔しさを、必ず雪辱したい。物足りなかったことを1年間修正すれば、十分優勝も可能だ」と話した。

「韓国のメッシ」と呼ばれるイ・スンウは、スペインでも注目を浴びている。競争が激しいバルセロナユースチームで主力として3年間活躍している。スペインのメディアも5年後にバルセロナをけん引する期待株と評価している。イ・スンウは、「まだもっと学ばなければならない。韓国のメッシと呼ばれるのは大きな光栄だ。だがこれからは『第1のイ・スンウ』と呼ばれたい。もっと良い選手になって報いたい」と話した。

日本との準々決勝を控えては、「日本くらいは勝てる」と話した。この発言を巡って一部では「生意気」と批判する声が上がった。チェ・ジンチョル代表監督は、「生意気というよりは自信の表れだと思う」と話した。代表チームの関係者も、「イ・スンウは、自分の意見を表現することに歯ばかりがないが、チームワークを害する発言や行動は絶対にしない」と話した。

イ・スンウには二つの目標がある。一つは、今後バルセロナユースで3〜5年間活躍しながら、1軍チームに上がることだ。もう一つは韓国代表になること。イ・スンウは、「韓国の選手なら誰もが夢見ることだ。呼んでさえくれれば、いつでもベストを尽くしたい」と抱負を語った。しばらく考え込んでは、一言を付け足した。「身長(173センチ)も、もっと伸びないとですね。ははは」。