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69日ぶりの国会本会議、議事日程はほったらかし

69日ぶりの国会本会議、議事日程はほったらかし

Posted September. 02, 2014 10:13,   

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通常国会の扉は何とか開かれた。しかし扉が開かれただけで、100日会期の議事日程は3日の本会議開催に合意しただけで、残りの日程はほったらかしにしておりため、出だしから混乱が予想されている。セウォル号特別法の処理を巡って、与野党が依然として平行線を辿っているからだ。

国会は1日午後2時に通常国会の開会式を行い、すぐ本会議を開いた。国会で本会議が開かれたのは今年6月24日以来69日ぶりのことだ。

本会議では、鉄道納入業者から6500万ウォンを受け取った容疑で拘束令状が請求されたセヌリ党の宋光浩(ソン・グァンホ)議員に対する逮捕同意案が報告された。朴亨逷(パク・ヒョンジュン)国会事務総長が承認した同意案は、投票総数217票のうち賛成183票(84.3%)で可決された。

野党新政治民主連合の朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表は同日午前、鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長と会談し、午後に開かれた議員総会を経て党として国会本会議に出席することを決定した。

逮捕同意案は、国会法に本会議への報告から24時間以降、72時間以内の採決が定められており、3日に本会議を再度開く予定だ。人事聴聞会を経た権純一(クォン・スンイル)最高裁判事候補の任命同意案に関する採決も3日の本会議で行われると見られる。

通常国会の議事日程については、与野党間で合意がなされず、国政監査、予算案の審査などの日程は決まらないままだ。新政治連合は、セウォル号特別法の処理が最優先だとして、他の法案の処理と連携する戦略だ。結局、セウォル号特別法に関する合意が遅れれば、国会日程も混乱が避けられない。鄭議長は、「(秋夕連休が始まる)5日前にはセウォル号法と国民生活関連法を処理して欲しい」と与野党に訴えた。

李完九(イ・ワング)院内代表をはじめセヌリ党の院内執行部は同日午後、セウォル号遺族代表と3度目の会談を行い、セウォル号特別法の争点について話し合った。李院代代表は、会談前の議員総会で、「檀園(タンウォン)高校の遺族たちは、多くの方からアドバイスを受けているようなので、立場の整理がどう行われるのか、注意深く見守っている」と説明した。