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慶北教育庁、未復帰の全教祖専従者2人に停職1ヵ月

慶北教育庁、未復帰の全教祖専従者2人に停職1ヵ月

Posted August. 30, 2014 03:42,   

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慶尚北道(キョンサンプクト、慶北)教育庁は、教育現場への復帰を拒否した全国教職員労働組合(全教組)の専従者2人に対し、「停職1ヵ月」の重い懲戒を下した。全教組が法外労組の判決を受けて以降、未復職専従者に懲戒の処分が下されたのは全国で初めてのことだ。

慶北教育庁とA私立高校の教育財団は28日、それぞれ懲戒委員会を開き、全教組・慶北支部で学校の現場に復帰していない専従者2人(公立小学校1人、私立高校1人)に停職1ヵ月ずつの懲戒を下した。公務員懲戒の種類には譴責、減俸、停職、降等、解任、罷免などがあり、停職以上は重い懲戒に当たる。今回の措置は、全教組が今年6月の裁判所の判決により合法的労組としての地位を失ったことで、専従者72人の約50%が現場への復帰を拒否すると、教育部が未復帰者を職権免職するよう、全国の市道教育庁に職務履行の命令を下した状況で行われた。これを受け、他の地域の懲戒にも影響を及ぼすのではないか、関心が集まっている。

慶北教育庁の関係者は、「未復帰者の現場復帰を促すことに焦点を合わせ、懲戒の水準を決めた」と述べた。一方、教育部の関係者は「教育庁に職権免職という懲戒水準を明確に示めしたにもかかわらず停職措置に止まったのは、指示に逆らったのと同じだ」と述べた。