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強硬派が語る「国民」とはどんな国民か

Posted August. 30, 2014 03:42,   

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野党新政治民主連合の内部で、「国会復帰論」が強まっている。セウォル号遺族のキム・ヨンオさんと文在寅(ムン・ジェイン)議員がハンストを中断し、国会予算決算特別委員会の会議室での徹夜の座り込みを終えたためだ。「場外闘争反対」の連判状に署名した中道派議員たちは29日、健全な野党像、国会内での闘争などについて意見を交わした。

当初連判状に名前を連ねた議員(15人)のほかに、新たに合流した崔元植(チェ・ウォンシク)議員は、「野党にとって国会は最高の闘争の場だ。国会で民生法案をめぐって激しく戦わなければならない」と述べた。そして、「市民社会はテーマを作るが、政党は各界の声を集めて制度化し、法律化する。そのため、国会議員がデモをすることは望ましくない」とし、「鮮明に戦い、鮮明に妥協する実力ある野党にならなければならない」と強調した。崔議員は弁護士時代に、旺盛に市民社会活動をした。後に合流した文炳浩(ムン・ビョンホ)議員も、「代案なく戦っては万年野党になるだけだ」と指摘した。

連判状を主導した黄柱洪(ファン・ジュホン)議員は、「国民の支持に応えてこそ、支持と信任を受け、選挙で勝つことができる」と強調した。そして、「与党セヌリ党への見方を改めなければならない。私たちの敵ではなくライバルという認識を持ち、競争してこそ、政治市場の消費者(国民)に選択される」と呼びかけた。

中道派議員の間では、金大中(キム・デジュン)元大統領が野党総裁時代に言った発言が注目を受けている。「野党議員は、書生の問題意識と商人の現実感覚を備えなければならない」、「鮮明な野党は反対も鮮明でなければならないが、妥協と協力も鮮明でなければならない」などが代表的だ。朴柱宣(パク・ジュソン)議員は、「中道を包摂して政権交代に成功した金元大統領の精神に戻ってこそ勝利する」と言った。連判状に署名した中道派議員は来週、野党イメージの改善、位相の強化などを話し合う討論会を開催する。

一方、新政治民主連合の強硬派グループは、場外闘争を叫び、国会復帰に反対した。

親盧(親盧武鉉)系の洪永杓(ホン・ヨンピョ)議員は、議員総会で、「じゅうたん爆撃に耐えられず国会に戻る愚を犯してはならない」とし、「党を作り直す覚悟で場外闘争をしなければならない」と主張した。「熱誠あふれる党員はしっかりやれと言う。20、30%の支持層のためにしっかり戦わなければならない」とも述べた。安敏錫(アン・ミンソク)議員はツイッターで、中道派議員に向かって、「私学不正をかばう与党(金武星)代表には沈黙し、野党の代表に銃を向ける議員を『ストロー』という。射撃を止めろ」と主張した。