Go to contents

孫興民が前半69秒に先制点、レバークーゼンはCL本大会へ

孫興民が前半69秒に先制点、レバークーゼンはCL本大会へ

Posted August. 29, 2014 03:51,   

한국어

ドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンは半月前に下した自分たちの決定が正しかったと満足しているかもしれない。レバークーゼンは、大韓サッカー協会が仁川(インチョン)アジア大会のために孫興民(ソン・フンミン=22)の代表招集について、「チームになくてはならない選手」だとして拒否した。結局、孫興民は決定機にレバークーゼンのためにゴールを入れた。

孫興民は28日(韓国時間)、レバークーゼンの本拠バイアリーナで行われたコペンハーゲン(デンマーク)との欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ予選プレーオフ第2戦で、試合開始69秒で先制ゴールを決め、チームの4−0勝利をけん引した。第1戦を3−2で勝っているレバークーゼンは、これで昨季に続き再びチャンピオンズリーグ本大会進出が決まった。

昨季の孫興民は、チャンピオンズリーグで自らの価値を証明できなかった。8試合に出場し、2つのアシストを記録しただけだ。待望のチャンピオンズリーグ出場を夢見て、昨季にレバークーゼンに移籍した孫興民としては失望的な成績だった。だが、今度はプレーオフ第1戦で逆転決勝ゴールを決め、第2戦では雷のような先制ゴールでコペンハーゲンの追撃を完全に振り切った。レバークーゼンのチャンピオンズリーグ本大会進出は、孫興民のお陰と言っても言い過ぎない活躍だった。

レバークーゼンのロジャー・シュミット監督は試合後に、「孫興民の試合開始早々のゴールでたやすく勝つことができた」と言い、孫興民の活躍を評価した。海外メディアの称賛も相次いだ。ドイツ紙ビルトは、「孫興民の魔法でレバークーゼンが夢の舞台に立てるようになった」と評価。サッカー専門紙キッカーも「69秒で入った孫興民のゴールは、開催現場に向かう消防車より早いゴールだった」と書いた。

一方、イングランドのアーセナルも、ベシクタシュ(トルコ)を第1、2戦合計1−0で下し、本大会進出を決めた。