Go to contents

米裁判所、アップルが提出した三星製品の販売禁止申請を却下

米裁判所、アップルが提出した三星製品の販売禁止申請を却下

Posted August. 29, 2014 03:51,   

한국어

米裁判所が、三星電子の製品へのアップルの販売禁止申請を却下した。

28日、業界によると、米カリフォルニア北部連邦地方裁判所のサンホセ地裁(裁判長=ルーシー・コ)は27日(現地時間)、アップルが、ギャラクシーS3など、計9件の三星電子のスマートフォンを相手に起こした販売禁止申請について、「該当製品の販売が続けば、深刻な被害をこうむることについて、アップルは立証できなかった」とした上で、このように判断した。アップルは5月、この裁判所で行われた第2次特許訴訟の1審裁判で、陪審団が三星電子がアップルの一部の特許を侵害したと評決した直後に、販売禁止申請を出した。

当時、陪審団は、アップルが問題としている4件の特許のうち、2件に対してのみ、三星電子が侵害したという判断を下した。また、アップルは、三星電子に21億9000万ドル(約2兆2700億ウォン)を損害賠償金として請求したが、陪審団は1億1963万ドル(約1232億ウォン)のみ賠償するよう、評決を下した。

業界の関係者は、「アップルが販売禁止申請の対象にした製品は、ギャラクシーS3とS2などの旧モデルであり、現在、販売競争が行われている製品ではない」と話した。