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「韓国人同士で金メダルを争うかも」 自信溢れる剣客たち

「韓国人同士で金メダルを争うかも」 自信溢れる剣客たち

Posted August. 28, 2014 08:00,   

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「娘はダンスがうまいんですよ。フェンシング競技場につれてきたことがありますが、大変うきうきしてましたね。だから、絶対金メダルを取りたいと思います」

韓国フェンシングの看板といわれている女子フルーレのナム・ヒョンヒ(31、城南市役所)は27日、泰陵(テルン)選手村で行われたフェンシング国家代表チームのメディアデーイベントで、生後16ヵ月の娘の自慢話にうきうきしていた。ナム・ヒョンヒは02年、釜山(ブサン)アジア大会からドーハ、広州大会に至るまで、金メダルとは縁が無かった。4度目のアジア大会を迎えるナム・ヒョンヒは、出産の後遺症のため、体調は本調子ではなかった。その代わり、経験や感覚を最大限引き上げている。家族から送られた娘の動画を見ながら、心理的安定を得ている。ステップや攻撃技のスピードは、かつての全盛期には及ばないが、気持ちがせかない理由でもある。

先月行われたアジア選手権で、男女個人や団体戦の金メダル12個のうち、9個を総なめしたフェンシング代表チームの選手らの課題は、集中力や平常心を保つことだ。金メダルの「敵」は、相手ではなく、内部にあるという。審判も、自分の味方ではないと認めることにした。

ロンドン五輪女子サーブル金メダリストのキム・ジヨン(26、益山市役所)は、「負担よりは楽しみたい気持ちが先立っている」と意志を固めた。男子サーブルのク・ボンギル(25、国民体育振興公団)も、「根気に必要な体力を補強しており、いかなる切羽詰った状況に置かれても、集中力で乗り切る自信がある」と話した。

男子エペのチョン・ジンソン(31、華城市役所)やバク・ギョンドゥ(31、海南郡庁)は、金メダルを巡って対戦することを「最高のシナリオ」に考えており、決勝まで集中することを約束した。ロンドン五輪では、とんでもない判定で涙を流した女子エペのシン・アラム(28、鶏龍市役所)も、「1秒の涙」を消すための会心の突きを期待してほしいと言った。

フェンシング代表チームは来月20日、女子サーブルと男子エペの個人戦を皮切りに、6日間、フェンシングにかかっている12個の金メダルに挑戦する。4年前、広州大会で獲得した金メダル7個が1次目標だ。