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イ・ジュンヒョンがジュニア・フィギュアGP優勝、韓国男子で初めて

イ・ジュンヒョンがジュニア・フィギュアGP優勝、韓国男子で初めて

Posted August. 25, 2014 08:06,   

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「フィギュア女王」金姸児(キム・ヨナ=24)は引退したが、「第二の金姸児」を夢見る女子フィギュアの期待株は多い。キム・ヘジン(17=果川高校)が2012年のジュニアグランプリ(GP)第5戦で金姸児以降初めて金メダルを獲得した。パク・ソヨン(17=シンモク高校)は今年3月の世界選手権で9位になり、2014〜2015シーズンGP出場権2枠と世界選手権出場枠2つも確保した。金姸児をはじめクァク・ミンジョン(20=梨花女子大)、キム・ヘジン、パク・ソヨンの4人が2010年から五輪出場を果たした。

金姸児が世界フィギュアを支配し、多くの女子有望株が台頭する間、韓国男子フィギュアは10年以上を停滞していた。金姸児が2010年バンクーバー五輪で金メダルを取り、2014年ソチ五輪で銀メダルを獲得したとき、韓国男子は五輪舞台にも立てなかった。2002年のソルトレークシティ五輪以降、五輪に出場した男子フィギュアの韓国人選手は一人もいない。選手層も薄い。女子フィギュア選手数十人が代表選考大会で激しく争うとき、男子は5人以下の選手で選考会を行うことが多かった。

2018年平昌(ピョンチャン)五輪を4年後に控えて、韓国男子にも希望が見えてきた。イ・ジュンヒョン(18=軍浦スリ高校・写真)が23日(現地時間)、フランス・クールシュヴェルで開催された国際スケート連盟(ISU)主催の2014ジュニアGP第1戦フランス大会で203.81点を得て優勝した。2位の山本草太(日本=195.80点)に8点以上差をつけた高得点だ。韓国男子選手がジュニアGP大会はもちろん、ISU公認の国際大会で優勝したのは初めて。

イ・ジュンヒョンは、2011年のジュニアGP第6戦大会で銅メダルを獲得して頭角を現した。2012年のユース五輪では4位になり、有望株として注目を集めた。とくに同じ年のライバルの登場は、イ・ジュンヒョンの急成長を促進させた。2012年からフィギュアを本格的に習い始めて3年しか経っていないキム・ジンソ(18=カプチョン高校)がジュニアGP第3戦大会で銅メダルと取り、男子フィギュアは活気を帯び始めた。

イ・ジュンヒョンは、「女子選手たちは第二の金姸児という呼び方がプレッシャーになるかもしれない。しかし男子フィギュアは、まだ意味ある成績をあげた選手が出ていない。これから、自分にもできる可能性が出てきたことは嬉しい。第二の金姸児よりは、『第一のイ・ジュンヒョン』になりたい」と語った。