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日本メディア、産経ソウル支局長の検察出頭に注目

日本メディア、産経ソウル支局長の検察出頭に注目

Posted August. 20, 2014 08:54,   

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日本の新聞が、産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)の18日の検察出頭に大きな関心を示した。加藤氏は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領のセウォル号沈没事件当日の行動と関連して、プライバシー疑惑を提起するネット記事を掲載し、韓国の市民団体から告発された。

産経新聞は19日、3面にわたって韓国政府の対応に反発する日本国内の学者やジャーナリストの主張を集中的に掲載した。韓半島を研究する木村幹神戸大学教授は、「朴槿恵政権の特異性を典型的に示している」とし、「国家の体面ではなく、大統領の体面のために検察が動いた形であり、朴大統領の個人的狭量さを表していると言われても仕方のない状況だ」と批判した。時事番組の司会で有名な田原総一朗氏は、「韓国は北朝鮮とは違うと思うが、こうした対応は国際社会でのイメージを著しく傷つけることになる」と指摘した。同紙は、特に加藤氏の記事は主に朝鮮日報のコラムを引用したもので、韓国政府が外信には異なる対応をしていると主張した。

別の新聞でも、産経新聞の報道の妥当性とは別に、検察の捜査を憂慮する意見が多かった。朝日新聞は19日、今回の問題の経緯を詳しく紹介し、「報道をめぐって外国メディアの記者が捜査対象になるのは異例だ」と報じた。同紙は、「政府の対応はやや感情的な印象がある」という韓国の弁護士の発言も紹介した。

読売新聞は、韓国のネット上でも朴大統領がセウォル号沈没事件当日の行動を明らかにしなければならないという声が多いと報じた。共同通信は、在韓国の外国特派員らでつくる「ソウル外信記者クラブ」が14日、この問題について「高い関心を持ち注視していく」と明らかにしたと伝えた。