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高麗人がやり遂げた!「南北統一ラリー」

高麗人がやり遂げた!「南北統一ラリー」

Posted August. 18, 2014 04:31,   

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「ついにやり遂げました」

高麗人ロシア移住150周年を記念する自動車大長征ラリーチームが、北朝鮮を経由して16日、韓国に到着した。自動車でシベリアを経て韓国と北朝鮮に来くるのは初めてのことだ。先月7日にロシアを出発したラリーチームは、40日後の16日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の都羅山(トラサン)南北出入り事務所に到着した。

ラリーチーム32人と車両8台は、カザフスタン、ウズベキスタンを経て、ハバロフスク、サハリン、ウラジオストクに続き北朝鮮を経由して、韓国の地を踏んだ。移動距離は約1万5000キロメートル。毎日380キロメートル走ったことになる。高麗人移住150周年記念事業推進委員会側は、「高麗人が韓半島を離れてロシアに移住した経路を逆に行こうという趣旨だ」と明らかにした。車両3台を北朝鮮に寄贈したため、韓国に到着した車両は5台だった。

ロシア高麗人連合会のチョ・ワシリー前会長は16日の歓迎式で、「ラリーを成功させることが、南北関係改善に小さいながら役に立つと思う」とし、「南北間に平和と親善の心が生まれることを願う」と述べた。

ラリーチームの日程は韓国到着後も続く。彼らは訪韓初日の16日、鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長主催の晩餐会に参加し、17日には京畿道安山市(アンサンシ)を訪れ、セウォル号の犠牲者を参り、家族を慰めた。18日には、訪韓したフランシスコ法王が行う明洞(ミョンドン)聖堂のミサに参加し、平和のメッセージを伝える予定だ。19日に、国民約100人とソウルから出発する「国民参加ラリー」で釜山(プサン)に到着すれば、大長征が一段落する。彼らは、東海岸に沿って江原道(カンウォンド)までの「山川巡礼」の後、24日、東海港から出国する。