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中国人観光客による昨年の生産波及効果は13兆ウォン

中国人観光客による昨年の生産波及効果は13兆ウォン

Posted August. 16, 2014 09:11,   

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中国人観光客らが昨年、韓国で起こした生産波及効果が、計13兆ウォンに上ることが分かった。産業研究院(KIET)は15日発表した「中国人観光客の増加が産業に及ぼす影響や政策提言」と題した報告書で、このように明らかにした。

同報告書によると、韓国を訪れた中国人観光客は、07年の106万8000人から13年は432万6000人へと、年平均26.2%ずつ伸びた。昨年、中国人らの総支出は、計7兆6722億ウォンと、10年の4.1倍の規模へと膨らんだ。これは、外国人観光客全体の支出額の49%に上る数値だ。

産業研究院は、中国人観光客らの支出が、我が国の産業全体に及ぼす生産波及効果は、計13兆3717億ウォンに上ると、試算した。業種別には、小売業(ショッピングや観光)分野での生産波及効果(4兆4873万9300万ウォン)が最も大きかった。食飲料分野(生産波及効果=1兆1980億3300万ウォン)や宿泊業分野(1兆1835億2900万ウォン)がその後を継いだ。

付加価値誘発効果は、6兆5425億ウォン、就業誘発効果は24万798人だった。

産業研究院は、韓国観光公社や文化体育観光部の観光統計、外来観光客の実態調査などを通じて、経済的波及効果を分析した。