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脱北青年10人、「ナヌムの家」を訪問

Posted August. 13, 2014 04:16,   

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「本当に刑務所のようです。どれだけ怖かったことでしょうか」

今年韓国に来た脱北者の女子学生・金ユジン(仮名、23)さんは12日、日本軍慰安婦のおばあさん10人が一緒に住んでいる京畿道広州市退村面(キョンギド・クァンジュシ・テチョンミョン)の「ナヌムの家」にある「日本軍慰安婦歴史館」で慰安所を再現した約5平方メートルの部屋を目にして涙ぐんだ。おばあさんたちの証言に基づいて再現したこの部屋には、世界各国から送られた応援の手紙20枚余りが置いてあった。金さんとその友人たちは部屋のベッドに置かれたはがきを1枚ずつ手に持って、真剣な表情で読んだ。

韓国に来たばかりの脱北青年10人は、ナヌムの家で解放前後の歴史の生き証人である慰安婦おばあさんたちに会った。韓国人としての歴史認識とアイデンティティを高め、光復節(クァンボクジョル=日本植民地支配からの独立 記念日)の意味を知ってもらうために、ソウル江南(カンナム)警察署保安課が企画した行事だった。 脱北青年らは慰安婦おばあさんの金グンジャ(88)、チョン・ボクス(88)、ユ・ヒナム(85)、金ウェハン(80)さんに会って、丁寧にお辞儀をした。おばあさんたちは「韓国に来るまで大変苦労したでしょう」と優しく手を握った。