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「酒を飲んで死亡すれば烈士」 中国官僚社会のとんでもない飲酒文化

「酒を飲んで死亡すれば烈士」 中国官僚社会のとんでもない飲酒文化

Posted August. 13, 2014 04:16,   

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強力な反腐敗の司直にも関わらず、中国公務員らのとんでもない飲酒による死亡事故が相次ぐと、国営新華社通信まで乗り出して、官庁街の度を過ぎた飲酒を批判している。

同通信によると、安徽省黄山市の下っ端の警察官が、今月初頭、幹部たちを招いて酒を飲んだ後、転落死した。これに先立って、14日は、湖北省來鳳市の下位職の公務員も、上司らと一緒に酒を飲んでいたところ、突然死した。

下級職員らが上級者と酒を飲んでいて、不幸なことに見舞われる事例が多いのは、中国公職社会の昔からの飲み会での弊害のためだ。安徽省のある幹部は、「酒を飲むのは苦しいが、酒飲みがうまければ、幹部らや同僚から高く評価される」とし、「『酒品こそ人品』、『酒量こそ(業務)能力』という言葉もある」と伝えた。

これは、上級幹部らも同じだ。「接待力こそ生産力」という言葉があるほど、毎晩、飲み会のある幹部らは、能力と人脈が優秀だと評価されるが、そうでなければ、「一人ぼっちのレッテル」が貼られる。廣西壯族自治区のある小都市は、女性公務員の求人広告に、「酒量(コーリャン酒基準)は少なくとも500ミリリットル以上」という条件まで掲げている。

地方政府では、過度な飲酒で職員が怪我をしたり、死亡した時は、あらゆる手段を動員して補償するという。公務上の災害と認めたり、ひどい場合は、内部で烈士として遡及適用するという。実際、遺族らは、多くは数百万人民元(100万元は1億6700万ウォン)を受け取るケースもある。同通信は、「飲み会の烈士が、本物の烈士より価値があるというのか」と聞きながら、過度な飲み会文化をなくすべきだと主張した。