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韓国輸入車市場、「ドイツ車の全盛時代」

韓国輸入車市場、「ドイツ車の全盛時代」

Posted August. 12, 2014 03:47,   

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今年上半期に韓国国内で販売された輸入乗用車のうち、欧州車の割合が初めて80%を超えた。欧州の中でも、特にドイツ車の人気が目立っている。

韓国輸入自動車協会によると、今年1月から6月にかけて、国内で新規登録された輸入車9万4263台のうち、欧州車の割合は、81.1%(7万6491台)と、昨年同期の77.1%より4.0ポイント高まった。この傾向が続けば、年間シェアも初めて80%を超えるものと見られる。

日本車の人気がピークだった08年は、欧州車のシェアは53.1%ぐらいだった。しかしその後、ディーゼルモデルが強い欧州車人気が高まり、11年は70%を超えるなど、早いテンポでシェアを拡大していった。相対的に、日本車と米国車はシェアが下がった。

欧州車の人気をリードする国は、ほかならぬドイツだ。ドイツ車は、輸入車市場の71.1%を占めている。BMWやメルセデスベンツ、フォルクスワーゲン、アウディなどのドイツ車は、昨年同期より販売台数が35.0%増の6万7033台が売られた。ランドローバーやジャガーなどの英国車は5665台、シトロエンやプジョーなどのフランス車は1542台、ボルボなどのスウェーデン車が1296台で、その後に続いた。フィアットなどのイタリア車は販売台数が急増はしたが、シェアは1.0%ほどだ。

この結果は、輸入車メーカー各社が、上半期に国内市場で70件の新モデルを発表し、新車効果を引き出したためだ。上半期に最も多く売られた輸入車のうち、8位についた日本のハイブリッドモデルのレクサスES300hを除けば、販売台数上位10位のモデルは、全てドイツのディーゼル車両だ。