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米ホワイトハウスと国務省、慰安婦女性2人と面談

米ホワイトハウスと国務省、慰安婦女性2人と面談

Posted August. 06, 2014 03:38,   

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米ニュージャージーに4日(現地時間)に設置された慰安婦の碑の除幕式に出席するために米国を訪れた日本軍慰安婦被害者イ・オクソンさん(87)、カン・インチュルさん(86)が、最近、米ホワイトハウスや国務省の関係者と非公開で面談していたことが分かった。

2人の訪米日程を知る消息筋によると、2人は先月30、31日に、それぞれホワイトハウスと国務省関係者に会い、慰安婦問題の解決に米国が関心を持つよう頼んだ。ホワイトハウス側は2人に、「この問題に注目する」と述べたという。

ホワイトハウスと国務省が慰安婦被害者に直接会ったのは今回が初めてで、米政府の日本軍慰安婦政策が変化するか注目される。米連邦下院は今年1月、米国務省が2007年の日本軍慰安婦決議案を順守するよう日本に求める法案を通過させたが、後続措置は特にない状況だ。在米韓国人社会は、先月30日に慰安婦決議案通過記念式を兼ねて開かれた「在米韓国人の草の根活動カンファレンス」に、ロバート・メネンデス上院外交委員長やエド・ロイス下院外交委員長など政界の大物が参加したことで、米政府も慰安婦問題にさらに関心を持つと見ている。

一方、米カリフォルニア州連邦地裁は4日、在米日本人らがグレンデール市を相手に起こした「慰安婦像」撤去訴訟に対して、「提訴に十分な主張がない」として棄却した。米国に住む日系住民で構成された「歴史の真実を求める世界連合会」は、グレンデール市が設置した慰安婦像が、「米連邦政府だけが持つ外交権限を侵害しており、憲法違反だ」とし、2月に訴訟を起こした。