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国連、ガザ国連学校への砲撃に「戦争犯罪」と批判

国連、ガザ国連学校への砲撃に「戦争犯罪」と批判

Posted August. 01, 2014 10:48,   

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イスラエルによるガザ地区の国連学校への砲撃は、「戦争犯罪だ」と、国連が強く批判した。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のトップのピエール・クレヘンビュールは、先月30日、国連が運営する学校へのイスラエルの砲撃は、「深刻な国際法違反であり、世界的恥だ」と批判した。氏は、「学校の座標を、イスラエルに17回も通知した」とし、「眠っている子供らに砲撃を加えたのは、我々皆への侮辱であり、世界を辱めることだ」と声を高めた。

国連の潘基文(バン・ギムン)事務総長も同日、「極悪で恥ずかしい行動だ」と述べた。米ホワイトハウスも同日、国連学校への砲撃を批判した。同日未明、イスラエルは、ガザ地区のジェバリヤ難民キャンプの国連学校に、タンクによる砲撃を加え、少なくとも19人が死亡し、90人あまりが怪我をした。学校には、女性や子供など3300人が滞在していた。

国際社会の批判が相次ぐと、イスラエル軍は、学校への砲撃について調査すると明らかにした。イスラエル首相室のマーク・レゲブ報道官は、BBCとのインタビューで、「もし、国連学校への砲撃が、イスラエルの責任であることが明らかになれば、謝罪する」と話した。

イスラエル軍は同日も、住民が密集しているガザ・シュザイヤ地域の在来市場を空爆した。この空爆で、少なくとも17人が死亡し、200人が負傷した。

一方、米国は上辺ではイスラエルによる民間人虐殺を批判しながらも、裏では、イスラエルに弾薬や手榴弾などの軍需品を支援したことが明らかになったと、アラブ圏衛星放送のアルジャジーラが報じた。ジョン・カービー米国防部報道官は先月30日、「非常戦時物資は、イスラエル駐屯の米軍のためのものだが、非常事態が起きれば、イスラエルも使用権限を持つ」と説明した。