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北朝鮮、東倉里発射場の増築、来年にも完了

北朝鮮、東倉里発射場の増築、来年にも完了

Posted July. 31, 2014 05:29,   

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北朝鮮の平安北道鉄山郡東倉里(ピョンアンプクト・チョルサングン・トンチャンリ)にある西海(ソヘ・黄海)発射場の増築作業が来年までに完了する模様だと、北朝鮮専門ウェブサイト「38ノース」が29日(現地時間)、指摘した。西海発射場は、北朝鮮が2012年4月と12月に長距離ミサイル「銀河3号」を発射した場所だ。

38ノースは、「今月4日に撮影された衛星写真では、発射場のロケット支持台の上方に3階が新たにできている」とし、「支持台が完成すれば、30メートルの高さだった銀河3号より大きい50〜55メートルの高さの発射体を装着できる」と分析した。

発射台に向かう進入路の拡張工事はすでに終わったと見え、今はより大きなロケットを発射場に直接運べるよう新しい連結鉄道を作る作業が進行していると推定される。全体的に西海発射場の増築作業は来年中に終わると見える。

今月6日に撮影された衛星写真では、発射場の火炎排出口の内側に火炎のためにできたと見られる跡が新たにできていた。38ノースはこれについて、「『KN08』移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される発射体の1段階推進体の試験が行われている」と分析した。

さらに38ノースは、発射場の北西地域に2つの半球型の構造物ができており、そのうち大きな方の構造物は、訓練場や展示場または貴賓迎接施設にも使える多目的講堂のようだと付け加えた。