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イラクで「ビールの韓流ブーム」 輸入量が昨年比で2倍以上増加

イラクで「ビールの韓流ブーム」 輸入量が昨年比で2倍以上増加

Posted July. 30, 2014 03:19,   

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最近、イラクで「ビールの韓流ブーム」が起きていることが分かった。29日の関税庁によると、今年上半期(1〜6月)、イラクは韓国製ビールを3356トン(243万ドル)輸入した。これは前年同期(1617トン、108万ドル)比で2倍以上増加した数値だ。10年から昨年まで、韓国ビール輸入国ランキングで10位前後に止まっていたイラクは、今年上半期、日本(2734トン)と台湾(2331トン)を抜いて、3位へ急上昇した。

酒類業界の関係者は、「イラクはイスラム国家で『禁酒の地』と呼ばれるが、割合飲酒に寛容な北部のクルディスタン地域を中心に、まろやかで柔らかい韓国製ビールが人気を集めている」と伝えた。イラク現地ビールの多くは、アルコール度数が8度以上の「強いビール」であるのに対し、イラクに輸出されている韓国のハイト眞露(ジンロ)とOBビールはそのほとんどが4.5度で弱いほうだ。一方、今年上半期の韓国のビール輸出額は3493万ドル(5万3451トン)で、前年同期(5万3253トン、3344万ドル)より小幅増加した。国別では香港(2万7540トン、1613万ドル)と中国(8900トン、619万ドル)の順に多かった。