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モバイルメッセンジャー「Tictoc」、トルコで利用者数300万人を突破

モバイルメッセンジャー「Tictoc」、トルコで利用者数300万人を突破

Posted July. 30, 2014 03:19,   

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SKグループの系列会社が開発したモバイル・メッセンジャーとスマートフォン・アプリケーション(アプリ)が最近、中東や中南米などで人気を集めている。

SKプラネットが開発したモバイル・メッセンジャーの「Tictoc」は、トルコ進出9ヵ月目の今月29日、利用者数330万人を突破した。トルコ近隣の東欧国家であるアゼルバイジャンやサウジアラビア、イランなどの中東地域諸国でも、利用者数は着実に増加している。同社の関係者は、「トルコは南欧、東欧、中東などに影響する『ハブ地域』であるため、Tictocは他の国にも急速に広がっている」とし、「現地の有力ポータルサイトとの連動機能、便利な画像・文書の添付機能などで、若年から人気を得ている」と説明した。

SKプラネットは近く、Tictocにアラビア語とドイツ語機能の追加を検討している。ドイツやスイスなど「ドイツ語圏」欧州諸国に在住するトルコ・中東出身者が多いことを考慮しての措置だ。

SKコミュニケーションズが開発したスマホ・アプリの「サイメラ」は、開発から28ヵ月で、ダウンロード数1億件を突破した。顔写真を撮影した後、自由に編集できるこのアプリは、ブラジルで1500万件のダウンロード数を達成した。米国、中国、タイでもそれぞれ500万件以上がダウンロードされた。

SKコミュニケーションズは、アンドロイド運営システム(OS)用のアプリだけで、1億件以上のダウンロードを記録したことから、iOS(アップルの運営システム)用のアプリが開発されれば、北米地域を中心にさらに多い利用者を確保できるものと期待している。

SKグループの関係者は「半導体や石油化学、情報通信技術(ICT)システムなどが、海外で高い評価を受けたことはあるが、大衆的なICTサービスがここまで注目されたのは初めて」と述べた。