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柳賢振が全米中継のピッツバーグ戦に登板、対戦相手は「元ドジャースキラー」

柳賢振が全米中継のピッツバーグ戦に登板、対戦相手は「元ドジャースキラー」

Posted July. 28, 2014 04:48,   

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ロサンジェルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=27、11勝5敗、平気自責点3.39)が全米のスター選手として認められるチャンスをつかんだ。28日の午前9時5分(韓国時間)、AT&Tパークで行われるサンフランシスコ戦が、その舞台だ。当初の試合日程は、現地時間で午後1時だった。だが、スポーツ専門チャンネルのESPNの「サンデーナイト・ベースボール」の全米中継スケジュールのために午後5時に変更された。

柳賢振は、今週の3連戦の第1戦に続いて最後の試合にも登板する予定だ。大リーグデビュー後初めてのことだ。すでにピッツバーグ戦の勝利でチームを全敗を救っている。28日に勝利すれば、画竜点晴となる。ドジャースは、すでに先の2試合でザック・グレインキーとエースのクレイトン・カーショーが勝利を収めており、柳賢振が勝てばアウェー3連戦を全勝で飾ることになる。ドジャース(58勝47敗)は27日の勝利でジャイアンツ(57勝47敗)を2位に押し出した。

相手チームの先発投手も入れ替わった。ESPNとしては嬉しい状況だ。最初に予告したユスメイロ・ペティット(3勝3敗、4.24)は肘の炎症で故障者リスト入りしたマット・ケインを代替する先発だった。しかしジャイアンツは、27日にボストンで右腕ジェイク・ピービー(33)をトレードしながら先発の調整が行われた。若手柳賢振とベテランのピービーの対決が実現したのだ。

サンフランシスコは、ケインの空白を埋めるため、2人の期待株を犠牲にしながら大リーグ経歴13年目のピービーを獲得した。ドジャースにとっては嬉しくないニュースだ。ピービーはドジャースキラーだった。サンディエゴで8年間プレーしながらドジャースを相手に通算14勝2敗、平均自責点2.21をマークしている。もちろん、ピービーもサンディエゴでサイ・ヤング賞を受賞(2007年)したときの球威ではない。今年、ボストンで1勝9敗、平気自責点4.72と振るわなかった。本塁打を20本も許した。だが天敵はいつ爪を出すか分からないもの。

柳賢振は28日の試合で二兎を追う。まずは、ライバルを相手にチームの首位成績を守ること。二つ目は、リーグ最多勝争いで首位(12勝)に並ぶことだ。現在、両リーグの最多勝は12勝で、ナショナルリーグでは同僚のカーショーとグレインキーをはじめ6人が角逐している。柳賢振はESPNの全国放送サンデーナイト・ベースボールに1度出たことがある。昨年5月6日、AT&Tパークでサンフランシスコのマット・ケインと対戦して3−4で負けた。6イニングと3分の2を投げ、8安打2四球2失点4奪三振だった。