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朝鮮人犠牲者追悼碑、群馬県が撤去を求める

朝鮮人犠牲者追悼碑、群馬県が撤去を求める

Posted July. 14, 2014 03:07,   

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日本の群馬県は11日、高崎市の県立公園の中に設けられた戦時動員・徴用に伴う朝鮮人犠牲者の追悼碑を撤去するよう日本の市民団体に求めた。

13日、日本のメディアによると、群馬県は「朝鮮人追悼碑設置許可更新の妥当性をめぐって反発が生じるなど、公園内に追悼碑があることは望ましくない」とし、市民団体「『記憶、反省、そして友好』の追悼碑を守る会」側に自主撤去を求めた。

しかし、守る会はこれを拒否した。守る会共同代表の角田義一弁護士は記者会見で、「追悼碑の設置は、当初、県と外務省、市民団体の3者が定め、政府が公認した」と強調した。そして、「追悼碑の撤去は朝鮮人に対する反省と韓国および北朝鮮との友好を否定することだ」と付け加えた。

守る会は追悼碑の敷地を買い取るなどの代案を県に提示した。守る会関係者は東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「県はひとまず検討している。提案が受け入れられなければ、訴訟を起こすほかない」と述べた。

追悼碑は、日本の植民地支配期に群馬県内の工場や工事現場に強制徴用され、苛酷な労働などで犠牲になった朝鮮人を追悼するために2004年に県立公園「群馬の森」に建てられた。追悼碑の正面には「記憶、反省、そして友好」、背面には「朝鮮人に対し、多大の損害と苦痛を与えた歴史の事実を深く記憶にとどめ、心から反省し、二度と過ちを繰り返さない」という言葉が韓国語と日本語で書かれている。

右翼団体や群馬県議会の自民党議員などは、市民団体が毎年追悼集会で日本政府の謝罪を要求し、反日政治活動をしているとして、追悼碑の撤去を求めてきた。