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米下院議長、オバマ大統領を提訴か CNNサイトに寄稿文

米下院議長、オバマ大統領を提訴か CNNサイトに寄稿文

Posted July. 08, 2014 04:00,   

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米国のバラク・オバマ大統領とジョン・ベイナー下院議長(共和党、オハイオ)の葛藤が実際の法廷攻防に発展する様相を呈している。大統領の行政命令権の乱用を巡る衝突だ。

ベイナー議長は6日、CNNのオフィシャルサイトに寄稿文を掲載し、「大統領が就任時の宣誓のように米国の法を忠実に守るよう、下院が大統領を相手取って提訴できるようにする法案を今月末発議する考えだ」と明らかにした。「憲法を無視する大統領の無礼は度が過ぎている」とし、「ここ5年間大統領は行政命令を利用し、国民と国会を回避してきた」と主張している。

ベイナー議長は先月25日、オバマ大統領を提訴する可能性があるとして、葛藤に火をつけた。大統領が今年の連邦政府の最低賃金を、1時間当たり7.25ドルから10.10ドルに引き上げ、同性カップルに対する家族医療休暇を認めるなど、議会立法でなく行政命令を立て続けに使用すると、反発し出した。

このようなベイナー議長の動きに対して、オバマ大統領は「無謀な曲芸」とし、「提訴したいならしてみろ」という姿勢で対応している。オバマ大統領は1日の公開演説で、「米国の中間層は、共和党が議会でやるべきことをやるまで待っていられない」とし、「彼らが何もしない限り、私は何かをするための自分の試みについて誤らない」と強調した。