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朴大統領「個人情報洗出しで多くの人が首相を固辞」

朴大統領「個人情報洗出しで多くの人が首相を固辞」

Posted July. 01, 2014 05:06,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は30日、鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相の留任を決めたことについて、「首相候補が相次いで途中辞退し、国政の空白と国論分裂が深まり、混乱が続いている状況をこれ以上放置するわけにはいかなったので、苦慮の末に低首相の留任を決定した」と述べた。

朴大統領は同日、首席秘書官会議を主宰し「これは、わが政治や公職社会に対する国民の要望に変化が出たものだと思う」とし、このように強調した。まずは、国民目線に立った人選ができていなかったことを認めたものだ。だが、朴大統領は「首相候補の国政遂行能力や総合的な資質よりは、個人情報を洗い出す世論裁判が繰り返され、多くの方が固辞したり、家族の反対で実現しなかった」とし、「高い検証基準を満たせる方を探すことが、現実的にとても大変だった」と話した。人事混乱の背景には、世論裁判に流れた国会の人事聴聞会もあったとの認識を伺わせたものだ。

朴大統領は江原道高城郡(カンウォンド・コソングン)の第22師団の一般前方哨戒所(GOP)での乱射事件に関連して、「軍隊に子供を送る親たちが感じる不安感を考えると、真に申し訳ない」と謝罪した。国会に対しては、「いわゆる『金英蘭(キム・ヨンラン)法』(不正請託禁止および公職者利害衝突防止法)の成立が政治が国家改造への思いがあるのかを評価する試金石になるだろう」と述べ、法案通過を促した。