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「ソウル都心での制限速度を時速50キロに」

「ソウル都心での制限速度を時速50キロに」

Posted June. 27, 2014 07:17,   

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ソウル市は、年間400人余りに上るソウルの交通事故の死亡者を、20年まで半分ぐらいに減らすと、26日明らかにした。ソウルの交通事故の死亡者は、09年=501人、10年=429人、11年=435人、12年=424人、13年=371人と、減少しているが、海外主要都市よりは多いほうだ。09年基準の10万人当たりの交通事故の死亡者は、ソウルが4.8人なのに比べ、コペンハーゲン=1人、ベルリン=1.4人、東京=1.6人となっている。

同日、ソウル市は、「交通事故を減らすための総合対策」を発表し、高齢者や子供など、交通弱者への安全対策を強化することにした。現在、59ヶ所の高齢者保護区域は、今年は69ヶ所に拡大され、15年からは毎年20ヶ所以上増えることになる。65歳以上の高齢運転者の運転免許の更新周期を、現在の5年から3年へと減らす案も推進される。子供保護区域は、今年末まで1703ヶ所へと増え、毎年50ヶ所以上を新たに指定する。

横断歩道を渡ることも便利になる。一貫して適用してきた信号の時間が、歩行者の通行量によって、曜日ごと、時間帯ごとに調整される。通行量の多いところの横断歩道は、幅が拡大され、夜間事故の予防のため、事故多発地域を中心に、横断歩道周辺に照明が新たに設置される。

都心地域の制限速度を、時速50キロへと減らす案も、積極的に検討する予定だ。まず、裏道路で優先的に実施し、事業範囲を拡大する。現在、23ヶ所に設置された回転交差路は、今年末まで38ヶ所へと増える。