Go to contents

FIFAのブラッター会長、5選目の出馬に意欲

FIFAのブラッター会長、5選目の出馬に意欲

Posted June. 13, 2014 03:37,   

한국어

国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(78)が5選目の出馬に意欲を示した。

ブラッター会長は11日(現地時間)、ブラジル・サンパウロのトランスアメリカエキスポセンターで開かれた総会での閉会の言葉で、「来年に任期が終わるが、まだすべきことが残っている。新しいFIFAを作るために一緒に努力してほしい」と述べた。外信はこの発言を事実上の5選目の挑戦を宣言したものと理解した。総会の場では、この発言にやじを飛ばす人もいた。2011年に4選に成功した時、「最後の任期」になると強調したためだ。

現在、ブラッター会長は2022年のワールドカップの開催地選定の不正疑惑で苦境に立たされている。英国のサンデータイムスで、モハメド・ビン・ハマム元アジアサッカー連盟(AFC)会長がカタールの開催地として支持する見返りにFIFA関係者に賄賂を渡したという報道が出た後だ。

特にブラッター氏は、最近アフリカサッカー連盟総会に出席し、アフリカサッカー界の人々が買収されたという疑惑が欧州サッカー界の人々の人種差別のために起こったと発言し、論議を呼んだ。欧州サッカー連盟の委員たちは、来年の任期を最後にブラッター氏が会長から退かなければならないと反発した。

来年6月の総会で行われるFIFA会長選挙に公式に出馬を宣言したのは、FIFAで事務局長代理などを務めたフランスのジェローム・シャンパーニュ氏が唯一だ。