Go to contents

「ツール・ド・コリア2014」 国際1等級大会へ格上げ

「ツール・ド・コリア2014」 国際1等級大会へ格上げ

Posted June. 06, 2014 06:49,   

한국어

水上スポーツの天国である京畿道河南市(キョンギド・ハナムシ)の錧沙里(ミサリ)競艇公園から18冬季五輪が開かれる江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)まで。初夏のさわやかな新緑を背景に銀輪の行進が始まる。

国内最大規模の国際道路サイクル大会「ツール・ド・コリア2014」が8日午前9時30分、幕を上げる。国民体育振興公団(理事長=イ・チャンソプ)が主催する今大会は、

初日、錧沙里競艇公園〜忠清北道忠州(チュンチョンブクド・チュンジュ)の世界武術公園(137.2キロ)を皮切りに、15日までの8日間、全羅北道茂朱(チョルラブクド・ムジュ)、全羅南道求礼(チョルラナムド・クレ)、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)・栄州(ヨンジュ)、江原道平昌・襄陽(ヤンヤン)など、全国1259キロを走る大長征だ。韓国の美しい自然と名所を満遍なく経るように設計された。最も短い区間は最終日の襄陽コース(82キロ)で、最も長い区間は4日目の求礼〜亀尾(208.2キロ)だ。

世界最高の大会の「ツール・ド・フランス」をモデルにして、07年、初大会を開催した「ツール・ド・コリア」は8回目の今年、初めて2.1等級で行われる。昨年までは2.2等級だったが、7年間、ノウハウを蓄積したおかげで、国際サイクル連盟(UCI)の等級上向き承認を受けるのに成功した。2.×級の2は、2日以上行われる区間競技を意味する。

等級が上昇すると、歴代どの大会よりレベルの高いチームがたくさん出場する。海外12カ国から15チームと国内5チームの合わせて20チームの中では、最近、豪州で行われたUCIワールドツアー「ツアー・ダウンアンダー」で総合3位につけたドラパック(豪州)も含まれている。サイクルチームは水準別にプロチーム、プロ・コンチネンタルチーム、コンチネンタルチームに分けられる。プロチームは、ツール・ド・フランスなどUCIワールドツアーに出場できるチームで、その次のレベルがプロ・コンチネンタルチームだ。6月現在、UCI公認プロチームは18チーム、プロコンチネンタルチームも18チームだけだ。ツール・ド・コリアは10年までコンチネンタルチームばかりが出場したが、11年大会で初めてプロコンチネンタルの1チームが出場した。今年はドラパックを含めて昨年優勝チームのMTNキュベカ(南アフリカ共和国)など、プロコンチネンタル3チームが出場する。

個人総合では1回、6回大会で首位に立った国民体育公団のパク・ソンベクが通産3度目の優勝に挑戦する。昨年のチャンピオン、マイクル・カーミング(英国、ラファコンドール)との対決も見ものである。