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米、郡庁舎の敷地内に初の「慰安婦」碑

Posted May. 28, 2014 03:41,   

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米国のワシントン挺身隊問題対策協議会(挺隊協・キム・グァンジャ会長)は26日(現地時間)、バージニア州のフェアファクス郡庁舎の敷地内に「慰安婦」碑を設置し、30日午後5時に除幕式を行うことを明らかにした。

米国での「慰安婦」碑の設置は、2010年10月のニュージャージー州ペリセイズパーク以降7基目だが、今回は米国の首都であるワシントン郊外に、それも郡庁舎の敷地内に設置されたという点で意味が大きい。

挺隊協は、郡側と協力して芝生の平和ガーデンを造成し、幅2メートル、高さ1.5メートルの大きさの碑を建てた。碑の銅版には日本の慰安婦蛮行と共にマイク・ホンダ連邦下院議員が日本政府に賠償を要求した内容などを記した。ブルーの蝶の形のベンチが両サイドに設置された。

「慰安婦」碑建設委員会委員長のファン・ウォンギュン民主平和統一ワシントン協議会長とシャロン・ブローバ郡議長の友情が今回の「慰安婦」碑設置に一役買ったという。ファン会長は、ブローバ議長に対して選挙の時から政治的支援を惜しまず、ブローバ議長は庁舎内の敷地を提供することでそれに応えた。

ファン会長は東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「米国で高まった在韓米国人社会の政治力が今回のことを可能にした。安倍晋三首相が慰安婦問題を謝罪する契機になればいい」と話した。

挺隊協は、2012年から約2年間にわたって「慰安婦」碑の建設を推進してきたが、日本の組織的な反発を憂慮して秘密にしてきた。30日には、バージニア州の教科書東海(トンヘ)併記法案の通過を祝う行事も共に開かれる。