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イラン革命防衛隊、韓国で1兆ウォンを資金洗浄か 共同通信報道

イラン革命防衛隊、韓国で1兆ウォンを資金洗浄か 共同通信報道

Posted May. 06, 2014 08:15,   

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イラン革命防衛隊が米国と欧州の経済制裁を避けて韓国やマレーシアなどで密かにファンドを運用しているという疑惑が提起されたと、共同通信が報じた。

同通信は3日、ある外交消息筋を引用して、イランのエネルギー企業「ペトロシナ・アリヤ」が韓国のある大手銀行に昨年の第3四半期(7〜9月)に13億ドル(約1兆3000億ウォン)規模の預金があることが明らかになったと伝えた。

ペトロシナ・アリヤは、革命防衛隊が所有するイラン最大の建設会社「ハタム・アンビヤ」の偽装会社のようだと、同消息筋は伝えた。

同消息筋は、ペトロシナ・アリヤがマレーシアや旧ソビエト連邦国家にも預金を持っていると伝えた。さらに、イランが米国や欧州の金融当局の厳しい監視を避けて資金をアジアや別の国家に移しているようだと付け加えた。

米財務省は、今回の件が革命防衛隊のマネーロンダリングの可能性があると見て、詳しい内容を調査している。

これに対して韓国金融当局関係者は、「確認は不可能だ。違法な外貨資金の預金であることが疑われるという、銀行側から金融情報分析院(FIU)への通報もない」と明らかにした。また、「米財務省からまだ何の要請もない。巨額の外貨が国内に違法に搬入されたことがあるか調査する」と付け加えた。