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黙祷から始まった試合 笑えなかった柳賢振

黙祷から始まった試合 笑えなかった柳賢振

Posted April. 24, 2014 05:23,   

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米大リーグ・LAドジャースの柳賢振(写真)が4勝達成に失敗した(達成ならなかった)。23日、ドジャースタジアムで行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦で柳賢振はカーフェリー「セウォル」の被害者のための黙祷から試合を始めた。韓国人ファンへの配慮だったが、柳賢振のチーム内での位置づけを窺わせる様子だった。

柳賢振は同日、6回を投げて9被安打、2四球、3脱三振、2失点のクオリティ・スタートを作成することにとどまった。1対2でリードされている状況で降板したが、ドジャースが7回2対2の同点に持っていったため、敗戦投手は免れた。ドジャースは延長10回、決勝点を奪われて2対3で負けた。

柳賢振の同日のピッチングは好投だった。ただ、2失点の過程が残念だった。投手の9番打者のA.Jバーネットに3安打を許した。バーネットの3安打は1試合最多記録だ。バーネットと1番打者のベン・リビアにそれぞれ3安打ずつ6安打を許しながらも、2点しか与えなかったのはそれだけ危機管理能力が卓越していたことを示す。

柳賢振の4勝失敗にはドシャースの攻撃のスランプもあった。ドシャースはここ8試合で、チーム打率2割0分2厘、1試合当たりの平均得点は2.6点に過ぎない。

試合後、インタビュー・ルームを訪れたドン・マッティングリー監督の顔は暗かったが、柳賢振の顔は変わらなかった。マッティングリー監督は、「柳賢振は好投した」と褒め称えた。柳賢振は、「相手投手に3安打を許したのは失点に影響した。投手なので変化球を投げようとしたが、制球がうまくいかず、直球を投げたのが全て安打になってしまった」と話した。4日の休息後、被安打と失点が悪くなるという当地マスコミの報道に対し、「昨年、1試合を除いて全て点数を与えた(失点した)。そんなことは気にしない」と話した。