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朴大統領、「事故責任者は地位の高低を問わず問責」と明言

朴大統領、「事故責任者は地位の高低を問わず問責」と明言

Posted April. 22, 2014 03:44,   

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朴槿惠(パク・クンヘ)大統領は21日、「ポストを維持するため、周りの顔色をうかがってばかりいる公務員は必ず追い出す」とし、「(セウォル号沈没事故の原因を)段階別に徹底に究明し、無責任や不条理、誤った部分に対して厳しく責任を問う」と話した。

朴大統領は同日、首席秘書官会議を主宰し、「国民が公務員を信頼しなければ、その場にいる存在理由がない」とし、上のように語った。さらに、「マニュアルを無視し事故原因を作った人間や沈没の過程でしかるべき義務に違反した人間、責任を放棄、若しくは違法を黙認した人間に対し、地位の高低を問わず、民事・刑事上の責任を取らせる」と強調した。

朴大統領は旅客船に閉じ込められた乗客を放置したまま、先に脱出した船長や一部乗組員に対し、「常識的にとうてい納得できず、容認できない殺人と変わらない振る舞いだ」と批判した。

朴大統領は、「政府の危機対応システムと初動対処に対しても反省しなければならない」と指摘した。さらに、「現在、中央災難安全対策本部があるが、危機の際、現場と省庁間の協力と統一した対応が行われるためには、さらに強力な災難対応コントロールタワーが必要だ」とし、「関連策を早期に検討するように」指示した。