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韓米海兵隊、白翎島で初の合同攻撃訓練

Posted April. 14, 2014 03:07,   

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韓国と米国の海兵隊が、北朝鮮の北西島嶼の挑発に備えて、韓米合同軍事演習・乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG・8月)と護国合同上陸訓練(10月)の間に白翎(ペクリョン)島で初めて韓米合同の航空誘導訓練を実施する計画だ。航空誘導訓練は、地上兵力が空中戦力に地上の正確な攻撃座標を伝える訓練だ。

軍筋は13日、「最近発見された北朝鮮の小型無人機が対南攻撃用に発展する場合、最優先の攻撃対象が白翎島などの北西島嶼になる恐れがあるため、備えを強化するために訓練を計画した」と説明した。特に今回の訓練は、戦闘機だけでなく在韓米軍のアパッチ攻撃ヘリや米空母戦闘機の攻撃まで誘導するなど拡大実施する予定だ。

複数の軍筋によると、米海兵隊の航空艦砲連絡中隊(アングリコ・ANGLICO=Air-Naval Gunfire Liaison Company)も、8〜10月に行われる計画の合同航空誘導訓練に参加する予定だ。韓米海兵隊の戦闘兵力が地形熟達のために白翎島など北西島嶼で上陸訓練を行ったことはあるが、アングリコ部隊が白翎島で航空誘導訓練まで実施するのは初めて。

この訓練は、味方の地上兵力が敵の火力が集中した場所や挑発の原点に対して「近接航空支援」を受けるためのものだ。このため、白翎島でこの訓練を実施することは、互いの空中戦力を事前に熟知し、有事の際に北西島嶼の韓米連合戦力を強化する意味がある。また、北朝鮮の無人機と長射程砲など複合的な非対称戦力への対応力を高める効果もある。

別の軍筋は、「航空誘導訓練は一種の通信訓練だが、どの訓練よりも強力な武力示威の効果がある。なぜなら、北朝鮮が最も恐れる韓米海兵隊が北朝鮮に最も近い白翎島で空中戦闘兵力を誘導する通信を北朝鮮が直接聞くことになるためだ」と説明した。そして、「状況によっては日本の横須賀港にある原子力空母ジョージ・ワシントンのFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機など空中戦力の誘導訓練も含まれる可能性がある」と付け加えた。