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「一言でジレンマ」 文在寅氏が公認問題で閉塞感打ち明ける

「一言でジレンマ」 文在寅氏が公認問題で閉塞感打ち明ける

Posted April. 08, 2014 04:04,   

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「一言で言ってジレンマだ」

新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)議員(写真)が最近、地方選挙での公認問題に関連して、こう話したという。4日、同党の権魯甲(クォン・ノガプ)常任顧問、金玉斗(キム・オウトゥ)顧問、朴智元(パク・チウォン)元院内代表と昼食と共にしながら、にっちもさっちもいかない閉塞感を打ち明けたものだ。

文議員は、「基礎自治体首長選などでの候補公認放棄を唄ったのは、新党結成のエネルギーで大義名分だ」と言い、「守るべきことではあるが、現場では『皆殺しになる』と言って大騒ぎだ。状況は深刻だ」と話した。また「約束は守るべきだ」と前置きしながらも、現場の苦しい現実を伝えたことから、党内でくすぶっている方針撤回論を援護したものと受け止めるの向きもある。

これに先立ち、先月24日にあった釜山(プサン)地域メディアとの懇談会で、「セヌリ党がゲームのルールを変えていないのに、われわれだけが公認を放棄する場合、一方的な選挙結果になりかねない。党員たちの意見を汲み取る手続きが必要だ」と主張した。

権常任顧問との昼食は、文議員の要請で行われた。文議員は、昨年の大統領選で権顧問ら東橋洞(トンギョドン)系(故金大中氏系)の支援に感謝の意を伝えたという。文議員が大統領選に再度挑戦する意向を表明していることから、一部では、「金大中系取り込み」に出た、と受け止める空気もある。