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映画「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」、ソウル江南周辺で撮影

映画「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」、ソウル江南周辺で撮影

Posted April. 07, 2014 07:47,   

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6日、ソウル江南(カンナム)周辺が、「映画の撮影現場」に変わった。同日午前4時半、江南通りから始まった「アベンジャーズ2」の撮影現場には、熱烈なファンらが早くから陣取っていた。若者はもとより、外国人や家族連れの見物客が、映画撮影の現場を見守った。「アベンジャーズ」のファンだというチェ・ドンフン君(14、生徒)は、「興奮のためなかなか眠ることができなかった。絶対に主人公に会って、サインをもらいたい」と話した。

同日午前、江南通りを見下ろすコーヒー専門店の窓際席は、アベンジャーズのファンらが占められていた。この周辺のコーヒー専門店は、「アベンジャーズの特別需要」に備え、午前4時から営業を開始した。周辺の建物の3階でコーヒー専門店を経営しているチョン・ヨンホ氏(44)は、「元々日曜日は休みだが、今日は、『アベンジャーズ』の撮影のため、お客が詰め掛けてくるだろうと見込んで、わざわざ出てきた。普段より売上げが2倍以上多い」と明らかにした。江南通り沿いのでアイスクリーム専門店を経営しているチョン・ジョンウンさん(34)も、「明け方であり、果たして客がくるだろうかと、半信半疑だったが、席がないほど客が多い。アベンジャーズが、我々の商人たちに、親孝行をした」と喜んだ。

日が明け、江南通りでは、追撃シーンの撮影のためのリハーサルが始まった。飲食店が軒を並べている周辺の裏露地では、オートバイが登場するシーンが撮影された。市民らは写真を撮るため、次々と携帯電話を取り出した。6歳の息子と一緒に見物に来ていたキム・ドンヒョンさん(37、ソウル瑞草区)は、「江南は、麻浦橋より撮影の姿を近くで見ることができて、さらにいい」と話した。

映画制作会社側は、市民とのトラブルを起こさないよう、格別に気を使う様子だった。写真を撮る市民を止める時も、「映画に市民が携帯電話で写真を撮る様子が映れば、再び撮影しなければならない」と了解を求めた。映画の関係者の無線機からは、「市民とトラブルを起こさないでほしい」という注意事項が流れ続けた。一部の外国人スタッフは、一緒に写真を撮ってほしいという市民の要請に、気持ちよく応じる場面もあった。

同日の撮影現場は、都心の中の祭りムードだった。「アベンジャーズ」に出演する主演級俳優の多くが参加しなかったなか、オートバイを運転するシーンが続いたが、市民たちは、ハリウッドのブロックバスターがソウルで撮影されることが興味深いという表情だった。一部の市民は、スパイダーマンやアイアンマンなど、映画の中のキャラクターの衣装をまとって出てきて、周りから注目を集めたりもした。同日の撮影は午後2時40分ごろに終わった。江南通りを通る一部のバスが迂回運行するなど統制されたが、交通大乱や混乱などはなかった。