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直々に営業に乗り出した会長、ポスコ

Posted April. 05, 2014 03:09,   

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権五俊(クォン・オジュン)ポスコ会長が国内の大手造船会社を相手に直々営業活動に乗り出した。ポスコによると、権会長は同日午前、蔚山(ウルサン)で李載星(イ・ジェソン)現代(ヒョンデ)重工業会長と会談したのに続き、午後には慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)で朴大永(パク・デヨン)三星(サムスン)重工業社長に会った。

権会長は、二人との会談で、相互協力を強化する必要があると強調した上で、ポスコが造船会社が必要とする製品を先回りして開発して納品する計画をアピールした。会談にはポスコの鉄鋼マーケティングを担当している張仁煥(チャン・インファン)鉄鋼事業本部長(副社長)も陪席した。

権会長が核心的な顧客会社を直々に訪ねたのは、それだけポスコとしても営業活動が重要になってきたからだ。1968年の会社設立以来、国内で40年以上を独占的地位を謳歌してきたポスコは、最近、現代(ヒョンデ)製鉄という強力なライバルの登場で緊張している。現代製鉄は割く円9月、1200万トン規模の1〜3高炉建設プロジェクトを完成した。昨年末には現代ハイスコ冷延鋼板部門まで合併し、資産規模30兆ウォンの巨大鉄鋼会社に生まれ変わった。

鉄鋼業界の関係者は、「生涯を研究者として生きてきた権会長の営業手腕が試されている」とし、「創業以来、業界で圧倒的に強い『与える』立場にいたポスコが、今後、請け負う側としても成功ストーリを書き続けられるのか、注目が集まっている」と話した。