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「ユリアナ」朴大統領、就任後初めてカトリック指導者と昼食

「ユリアナ」朴大統領、就任後初めてカトリック指導者と昼食

Posted March. 15, 2014 03:24,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が14日、就任後初めてカトリック指導者らと昼食を共にした。廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿の叙任を祝い、ローマ法王の来韓(8月14〜18日)について話し合うためだ。この席には廉枢機卿とオスヴァルド・パディリャ大司教(駐韓国兼モンゴル法王庁大使)、姜禹一(カン・ウイル)、鉠圭晩(チョ・ギュマン)司教が参加した。

朴大統領は昨年7月に仏教とキリスト教指導者に会った際、カトリック司教団全体を招待しようとしたが日程が合わず、就任して1年が経過するまでカトリック指導者に会うことができなかった。朴大統領は、カトリック財団である聖心(ソンシム)女子中学・高校とカトリック・イエズス会が運営する西江(ソガン)大学を卒業した。1965年、聖心女子中学校時代に「ユリアナ」という洗礼名をもらうなどカトリックと縁が深い。

これに先立ち、朴大統領はモンゴルのザンダフ・エンフボルド国会議長と会談した。エンフボルド議長は、1971年から1979年まで大統領経済第2首席秘書官を務めた呉源哲(オ・ウォンチョル)氏が書いた『朴正熙(パク・チョンヒ)はどのようにして経済強国を作ったか』という本を持ってきて、朴大統領のサインをもらった。エンフボルド議長は、「昨年、駐モンゴル韓国大使館で翻訳して(モンゴル)国会議員に配った。私たちにとってこの本は産業化の教科書だ」と述べた。

一方、朴大統領は今月23日に出国し、24、25日にオランダ・ハーグで開かれる第3回核安全保障サミットに出席した後、25〜28日にドイツを国賓訪問する。

24日の核安全保障サミットの開幕セッションで、前議長国の首相である朴大統領とオランダのルッテ首相、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が冒頭演説を行う。さらに朴大統領はルッテ首相と首脳会談を行う。

核安全保障サミットは53ヵ国の首脳と国連など4つの国際機関の代表が出席する安全保障分野最大のサミットだ。今回の会議では、核と放射能テロ防止に向けた行動措置を含む「ハーグコミュニケ」が採択される予定だ。2009年に米国のオバマ大統領が提案し、2010年に米ワシントンで第1回サミット、2012年にソウルで第2回サミットが開催された。

ドイツではメルケル首相をはじめドイツ統一に関与した要人に会い、韓半島平和統一の基盤づくりに向けた国際社会の支持を呼びかける。また、韓国大統領としては初めて旧東ドイツ地域の代表的な経済・科学技術都市であるドレスデンを訪問する。